うんこ・・・うんち、うんちょす、クソ、糞(ふん)、大便、関西では、ババともいわれている、いろいろな呼ばれ方をする排泄物です。
医学的には、「便(べん)」といいます。これは、身体からの「便り」という意味なのでしょう。
まさに身体からのお手紙がうんこなわけです。
・・・
とうとう、松田も頭が逝かれちまったかと思ったみなさん、こんにちは。かたこり整体院のまつだです。
頭がおかしいのは元々です(笑)
さて、
人が生きていく上での基本的欲求でもある【食う・寝る・出す】
アイドルはうんこしないってのは都市伝説だって誰もがわかってはいるけど、やっぱりそこはしないってことで、みたいな毛嫌いされている存在でもあります。
人間として生きていれば誰だってするモノ。
汗・尿・大便と出す中で、今日はうんこな話。
数字でみるうんこ
食べたものが身体の中で消化されて、うんこになって出てくるのに、だいたい10時間〜12時間といわれてます。現代人は、キッチリ3食食べていると、24時間フル操業ということになります。
日本人のうんこ量は1日150〜300g。平均で200g。
これを単純に日本の人口で足すと、1日に2万5454トン
127272000人(2013年)×200g=25454400000g=25454トン
さらに世界の1日の総うんこ量は、単純に計算すると140万8854トン
7044272000人×200g=1408854400000g=1408854トン
これは東京ドーム1個分に当たります。
みんな笑ったり、泣いたりしながらも、せっせと作り出されているわけですね。
ひねり出すといった方がいいかな(そこはどうでもいい)
うんこの成分とは?
うんこは胃と腸で消化、吸収されなかった残りカスに、消化液、消化管の粘膜や腸内細菌などが混じったモノです。
1.水分 約70%
2.腸粘膜 約15%
3.腸内細菌 約10%
4.食べ物のカス 約5%
意外にカスが少ないんですよね。
腸内細菌とは?
腸内細菌のの種類は1000種類以上、その数は600~1000兆個、重さは1.0~1.5Kgもあるそうです。
代表的な腸内細菌は作用によって【有用菌・有害菌・日和見菌】3種類に分類されます。
有用菌は、代表的なものにビフィズス菌や乳酸菌が有名ですよね。
一口に乳酸菌といっても、279菌種あるのが分かっています。
有害菌は、代表的なものにウェルシュ菌・ブドウ球菌・大腸菌(有毒株)があり、病気の引き金となったりするモノもいます。
日和見菌は健康なときはおとなしくしているけど、身体が弱ったりすると腸内で悪い働きをする菌で、代表的なものにバクテロイデス・大腸菌(無毒株)・連鎖球菌があります。
これらの菌が体内で、三国志のように勢力図を塗り替えて、世代交代を繰り返して、なくなったモノがうんこになるわけですね。
究極のうんことは?
バナナ型で、便器にドボンと落ちる。食物繊維が豊富だとガスが含まれているので、ゆっくりプクプクと沈んでゆくタイプ。
食事が肉寄りに偏っていとうんこは沈んでしまいます。
作家の五味太郎さんは絵本『みんなのうんち』でこう書かれています。
『ウンコしたーいって思って便所に入って、ほかのことを考える前にスルッと出て、みたら大きいのが出ていた。そのときのウンコかな』
さすが作家の表現は素晴らしいですね。
理想の色
うんこは、身体からの便り。
色をみるだけでそのときの調子がわかります。
さて、あなたは何色?
①茶色の場合
まさに、キングオブうんこ色。海原雄山先生もビックリの究極のうんこがこの色。
この色は肝臓から生成される胆汁が作用したもの。
これを基本に、栄養や体調の具合によって色が変わります。食べ物の色素によっても違いが出ます。
②黄土色の場合
身体と心が非常に充実した状態の色です。
赤ちゃんや成長期の子どもによく見られるうんこ。①を究極のうんことするなら、こちらは至高のうんこ。
安定した食事バランスと生活リズム保つことで、大人でも出すことができます。
③ほとんど白に近い色の場合
これが出たら、すぐに病院に。
胆汁が少ないと、うんこは白っぽくなり、同時に黄疸が出て顔が黄色くなります。
これは胆汁の通り道である総胆管が結石などで狭くなって起こる現象です。
バリウムを飲むと似た色になりますが、もちろんこちらは無害です。
④茶から黒っぽくなっていく場合
主にうんこが腸内に留まり、胆汁が時間と共に変化していった色です。
多くは便秘の状態を示し、うんこに含まれる不要なものまで吸収してしまいます。肌荒れや疲労感の原因にもなりますので、注意が必要です。
⑤やけに黒っぽい場合
食道動脈瘤破裂、胃潰瘍や胃がん、十二指腸潰瘍による出血を伴うタール便の恐れがあります。
貧血予防で鉄剤を飲んでいる人も真っ黒いうんこが出ますが、こちらは心配ありません。
⑥赤色になっている場合
血便です。
大腸や肛門付近で起こる出血で、痔や重いストレス、食中毒などが考えられます。ま
た大腸炎やその付近の潰瘍、がんなどでも同じ色になります。大腸がんの場合は赤黒い出血になります。
⑦緑色の場合
急性腸炎や食中毒にかかったときの色ですが、ほぼ野菜のみの食生活でもこうしたうんこになります。
ただし鮮やかな緑色の下痢便を日に十数回も排出する場合は、メシチリン耐性黄色ブドウ球菌腸炎という危険な病気のおそれがあります。
さいごに
うんこうんこうんこ・・・そんな話書いていたら、結局ナニが言いたかったのか、忘れました(笑)
ブログの書き始め『このうんこネタは、オレが書かねば誰が書く!』みたいな情熱があったはずが、なんだか冷静になってしまいました(笑)
まぁうんこは汚いモノという認識ですが、自分の持ち物だったのは確かです。
この機会に、たまにはうんこと向き合ってみてはどうでしょう?
具体的な腸の整え方などは、またの機会に書きたいと思います(笑)