どもども、毎日、施術をしているか、パソコンをしているかの生活を送っている『楽しい健康生活アドバイザー』電脳整体師のまつだです(笑)
ボク自身はこんなにパソコンをしているのに、肩こり・腰痛・手のしびれには無縁です(^_^)v
今日はパソコンを使っている人が悩まされる『キーボードフィンガー』がテーマです。
ところで、キーボードフィンガーという言葉を耳にしたことがありますか?
キーボードフィンガーとは?
最近のデスクワークといったら、イコールPC仕事ですよね。
会社でもカチカチ、ッターン!
家でもカチカチ、ッターン!
喫茶店でもカチカチ・・・、ッターン!
そんな毎日のパソコン作業で、手首から指先にかけて、痛みやしびれ感を訴える人が増えています。
具体的な症状としては、
・指が痛い
・指先がしびれる
・手首が痛い
・腕・肘にしびれ痛みがでる
・肘の外側が痛む・ウズく
・指がむくんだようにスムーズに動かなくなる
・グーをしても力が入りにくい
などです。
キーボードフィンガーの原因は『姿勢がよすぎる』?
原因の一つはパソコンの『キーボードの叩きすぎ』や『手首の角度』といわれています。
確かに手首を反らせて、強く叩くクセがある人がいます。
マウスを大きく動かすクセもありますよね。
手首の下にパッドやタオルを置いたり、ストレッチなどの対策もありますよね。
ただ、なかなかストレッチやなどの自己対策ではよくならないケースが多いんです。
かたこり整体院では、キーボードフィンガーは単に手首や指先の問題ではなく、全体のねじれやゆがみからくる問題だととらえています。
特に『姿勢がよすぎる』のがキーボードフィンガーの原因だと考えています。
まず、姿勢は作るモノではないんです。
姿勢をよくしていると健康になるのではなくて、
健康な人がいい姿勢なんですね。
例えば、内臓機能が低下している人は、いい姿勢ができません。
そのような人が、無理にいい姿勢をすると、今度は肩こりやキーボードフィンガーになるという仕組みです。
例えば、酔っ払って吐いている人に向かって、
『姿勢が悪いから、吐くんだよ』
とは言いませんよね?(笑)
お腹が痛くなれば、丸くなるのが普通です。
腹圧の低下(内臓機能の低下)
↓
身体が治そうと、自然と猫背っぽくなる
↓
猫背は悪いと思って、姿勢を作る、無理にいい姿勢をする
↓
肩こりやキーボードフィンガー(T-T)ばね指に・・・
ドンドンと問題は複雑化していくのです。
キーボードフィンガーの治療と対策は猫背がいい?!
まずはむずかしく考えずに、写真のように
1.姿勢をよくして、胸を張って、いい姿勢でパソコンに向かってみましょう。
いつもキーボードを叩いている位置に手も置いた状態で、大きく息を吸ってみてください(胸を張ったまま)。
2.次に、ダラーンと猫背でいいので、楽な姿勢でパソコンに向かってみましょう。
イスの背もたれは使わずに、座骨(お尻の骨)だけで座る感じです。
いつもキーボードを叩いている位置に手も置いた状態で、大きく息を吸ってみてください(丸くなったまま)。
どちらがお腹まで息が入った感じで、大きく吸いやすいですか?
もし、2の方が吸いやすい方は、そのまま猫背でパソコン仕事をしてみてください。
身体の連動性を見ても、胸を張ると、手首が反ります。
これでは手首や肘に障害が出やすくなります。
『えー、これじゃ楽だけど、カッコ悪い〜』
そうですよね? そう思いますよね?
気持ちはわかりますが、姿勢は作るモノではないんです。
お腹は風船みたいなモノなので、なにかの原因で腹圧が低下している人は、猫背の方が楽なんです。
楽な姿勢をすることで、身体が自然と治してくれて、結果的に姿勢はよくなるんです。
その姿勢が楽だと感じるなら、今はその姿勢しかできない状態だということなんですね。
姿勢をよくしていると健康になるのではなく、健康な人がいい姿勢なんです。
まずは楽な姿勢・猫背をすることで、自然治癒力が発動して、8割ぐらいのキーボードフィンガーは改善されるはずです。
お試しください♪
それでも痛みやしびれが残るようでしたら、残念ながら他に問題があるということです。
『キーボードフィンガー』は局所の症状をフォーカスさせるための新しい言葉ですが、根本原因は局所ではなく、身体の全体性の問題なんですね。
もっと早くよくなりたい!
楽で、カッコいい姿勢にしたい!
指先の局所だけではなく、全体をよくしたい!
そんなあなたは、一度かたこり整体院にご相談ください。
あなたに最適な姿勢作りのお手伝いできます(^_^)v