治癒とはなにか? キーワードは成長?!

整体師・松田俊輔の施術に対する考え方

整体師・松田シリーズ第4弾です(^_^)/

前回の記事が大変好評でしたので、もう少し『治る』ってことについてみなさんと共有してみようかなと。

https://kata39.com/katakoriseitai01/

松田俊輔施術の考えシリーズ その2です。 痛みや人生は浮き沈みがあるのが当たり前。 生きていると、常にいい状態であるというの...
https://kata39.com/katakoriseitai03/

治癒とはなにか? キーワードは成長?!

人がよくなる本質は・・・まだわかりません。
健康とは・・・幻想なんです。

いわゆる健康を売りにしていて、いきなり現実を壊しましたが(笑)

人生は浮き沈みがあって当たり前なんです。
1回よくなったからといって、またナニかが起こるのは当然の話なんですよね。
施術を受けた直後に、事故に巻き込まれるかもしれない。

そんなこというと施術の意味がないように聞こえますが、そーじゃなくて。
最近の日本人は『将来の健康』に対して、過剰なほど敏感で、ものすごく恐怖の対象にしています。自分の感覚や基準を持たずに、病や痛みは悪だと教育させられたともいえます。

人にとって一番怖いことは、知らないときです。無知から生まれる想像がドンドンひとり歩きして、恐怖がつのり、たった一歩が踏めなくなります。学び、行動し、体験する。その経験の蓄積が成長であって、一歩を踏み出す勇気になります。

この図の波を覚えておいて欲しいです。

成長曲線

上がって下がって、また上がる。この過程(プロセス)を通過しないと、病や痛みが消えても、なーんにも根本解決にはなっていないんですよね。また別の病や痛みになったときにオタオタしてしまう。

治癒のキーワードは『成長』です。

健康の反対は病気ではない? では、健康の反対とは??

健康の反対は病気(痛み)ではありません。
痛みや病気が悪ではないことは、経理の長谷川さんに例えて書きました。

では、健康の反対とは?

『健康じゃないってこと』(ドーン)

言葉遊びかよ〜(ズッコケ)

マジメな話、健康の反対は『健康じゃないってコト』なんです。

物事の視点が狭かったり、意味づけや解釈の幅が狭かったり。治癒に至るプロセスを笑って乗り越えられるようになっていないだけ。伊藤さんにとってはその状態は健康であっても、同じ状態でも岡田さんにとっては健康じゃないってこと。

本人が健康じゃないってことだけなんですよね。

慢性症状がよくならない人

成長曲線-3

波のリズムで観ると、よくならない人は狭い範囲で行ったり来たりを繰り返しているだけなんですよね。
おばあさんの石の話じゃないですが、なにかが邪魔をしていて、向こう側にいけてないだけなんです。

1回の治癒率よりも、ある一定期間の改善率、成長率を重視する方針

『可能な限り少ない回数で、できれば1回で治癒して、人生まで変えるような施術』

憧れですわm(__)m
どの整体師もこの領域って、憧れだと思うんです。
患者さんとしても、そんな施術受けたいって思いますよね。

ただね、何度も言っていますが、目の前の症状がよくなることがイコール最大の幸せではないということなんです。

今現在、辛い渦中にいる人には石を投げられそうですが、、、

ボクも1回の治癒率にめっちゃこだわった時期がありました。

セミナーに行きまくって、たくさん勉強して、たくさん練習して、今では来られる症状で、困ったなぁと感じることはなくなりましたがm(__)m

それでも、1回の治癒率にこだわって、100%の施術をしてしまうと、そこには新しい問題も生じます。大きいリズム・枠組みでの施術ができなくなり、小さい枠組みで行ったり来たりになってしまいます。

中には痛みがあるおかげで、なにかしらのメリットを感じている人もいます。例えば、痛みがあるおかげで、家族に優しくしてもらえるとか。

壁を突破するタイミングや成長のリズムの方がものすごく大事。
突破するタイミングが、来院された日とは限りませんm(__)m

1回の治癒率にこだわりすぎると、お互いにろくなコトになりません。

テストだってそうでしょう?
1回100点取って、つぎのテストは0点じゃ進級できないですよね。
予習、復習、1学期の過ごし方(笑)

変化し続けている環境(社会・世界)に対して、自分も変化し、成長し、適応する。

『成長しないモノは、シニなよ』

これは地球という借家住まいでの、唯一のルールであり、唯一のメッセージだと思っています。

あぁ、はいはい、治せない言い訳かよって感じですが、まぁそう聞こえますかね?(笑)
そう思うなら、1回でよくしますよという整体院に行ってくださいねってだけなんです。良い悪いはなく。

かたこり整体院は1回の治癒率よりも、半年間とか、ある一定期間の改善率や成長率を重視しています。

浮き沈みがあるのが自然のリズム

人生は、できるだけ平坦な方が良い。

痛みも病気もない方が良い。

これは誰もが考える『理想』です。

そんな理想とは裏原に、現実はリズムがあります。

seicho-2

わたし達も自然界のリズムに影響されています。

どんなに健康に注意していても、事故やケガもあります。

問題が起こらないように予防するのではなく、問題が起きてから対処していく。

一人で対処したり、誰かの力を借りたり。目の前の問題だけを解決していく。
それを繰り返していくことで、人は成長して、その時に治癒も起こります。
seicho-4

QOLの向上を目指すのは当たり前

QOL(クオリティオブライフ)って聞いたことありますか?

「人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか」

かたこり整体院では、QOLの向上を目指しています。整体院としてはマストです。

我慢とか根性ではなく、どうやったらその人らしい生活を送り、その人らしい幸せを見つけ、喜怒哀楽を楽しみながら生きることができるのか?

これは人の数だけ正解があります。
これが幸せだ!と言い切ってしまうのは宗教ですからね(笑)
施術を通して、一緒にみつけましょうね、というのが方針です。

「苦しい思いや辛い思いをしなければ成長しない」なんてのは都市伝説ですよね。

ほら最近、体罰問題とかあるじゃないですか。苦しい思いや辛い思いをしたら成長できるんだったら、みんな成長してますわな。

成長に苦しさや辛さなんて必要ないのです。人生を楽しめばいいだけ。

どうも日本では「楽しむ」というのが「まじめ」の反対語として捉えられているらしいです。

いかに目の前の苦しいや辛いを楽しいに変換できるか?
そこんところが、治癒・成長のカギかななんて思っているわけです。

そんなわけなんで『痛みやゆがみを解消するだけではなく、できないことができるようになる整体院』というコンセプトでやらせてもらっています。

できないことができるようになる→成長

我慢、根性は20世紀の常識。
もうね時代は21世紀なんです。
いかに楽しんで遊びのように生きるか?

遊びって夢中になって、没頭しますよね?
楽しいからやめられない。そんな領域にしたら、誰だって自然と成長します。

あなたの正解を一緒にみつけましょう(^_^)/
肩なんか組んじゃってさ(笑)

つづく

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