もしも携帯料金が総額表示になったら・・・
PCデポでも問題になった解約金と、スマホの機種代の残債を合わせて注意書きを入れるとこうなります。
これが現実なんです。
ただ多くの現実は、このような表示にだまされて、もし家族4人で全員が携帯を買いにきたら、100万以上の買い物をわずか1時間ですることになります。
契約期間が決まっているので、実質はローンで毎月分割して料金を支払うのと変わりません。
さぞ、お父さんもお母さんも、子どもにスマートフォンを買い与えるのをためらうでしょう。
iPhone7にするなら、この際にdocomo、au、ソフトバンクの3大キャリアから卒業して、AppleのSIMフリー版を買って、格安SIMにするといいです。
PCデポ騒動なんて目じゃないぐらいのサギなんです(ФωФ)
パッと読むための見出し
比較してみた
詳しく比較してみた。
2年間(24ヶ月間)の料金合計(端末代+毎月の利用料金)
32GBの場合(通信容量3GB(ドコモは2GB))
ドコモ 195,048円
IIJmio(格安SIM) 120,096円
価格差 74,952円
端末代を払ったあと、機種変をしないで2年使うと、、、
ドコモ7,560円×24=18,1440円
IIJmio1728円×24=41,472円
価格差143,040円
4年で217,992円・・・
機種代金を払い終わったのに、月額はたいして下がらないというカラクリ。
2人家族なら4年で40万ですよ。たかがケータイにそんなに払っているわけです。
通信料とはなんなのか?
そんなにちがうんだったら、通信料とはなんなのか?
なにも知らないと、月々1000円でiphoneが使えるんだ!安い!と感じます。
ところが、世の中そんな甘いはずがありません。
図解すると、
もともと96,000円の機種を24回ローンを組んで、
指定の料金プラン(2年契約+パケットプラン)に申し込んで、毎月3,000円の割引が受けられたとき、
毎月の機種代金が1,000円になるということです。
これが、毎月『実質1000円』のカラクリです。ところが、これは料金のほんの一部分にしかすぎません。
毎月の通話料や通信料が入っていません。
料金は大手3社(ドコモ、au、ソフトバンク)は横並びのプランです。
2700円(通話定額)
300円(ISP料金)
5000円(パケットプラン)
750円(オプション ケータイ保障料)
1000円(機種代)
=9750円
+消費税 で10,530円(税込)です。
(プランや利用年数、家族割、学割、その他セット割などによって変わりますが基本的にはこの料金です)
これがわたしの過去の料金です。
ほぼ電話もせず、一番安くなるプランでも8000円台。
単純化して1ヶ月の通信費は10,000円としましょう。
2年契約ですので240,000円の通信費が発生します。
料金の内訳を図解すると、下のようになっています。
携帯料金に詳しい人なら、
• 毎月の総額料金っていくらかかるの?
• 契約の時に必要のないオプションに何個加入しないといけない?
• 契約時に支払いする頭金の料金は?
• 毎月の割引はどのくらい入るの?
• 途中で解約したらどのくらい料金が発生するの?
など、通信料金のリテラシーが高い消費者なら分かります。
ところが、こういう知識がない人たちが大勢いますので、速攻でカモにされます。
これは、携帯電話料金の他にも民間の生命保険・健康保険料、住宅ローン、税金、年金、社会保険料なども同じで、社会の仕組みがそうなってるので、個人の力ではどうにもなりません。
さらに機種の割引は、キャリアが指定したプランでしか割引になりません。
どうやっても相手が勝てる試合なんです。
iPhoneの修理はドコモショップでは受け付けない
iPhoneだけは特殊で、ドコモショップでは修理を受け付けないAppleとの契約なんですね。
つまりAppleの代理店だけ。修理はAppleストアが担当するんです。
だったら、AppleストアでiPhone買えばいいんです。
通信に必要なSIMは、安いところから買えばいいんです。
もうねキャリアで機種とSIMを一緒に買う時代は終わったわけですね。
情弱をカモる商法
情弱とは情報弱者。
先月、PCデポが高齢者をカモった商法で大炎上していましたよね?
携帯キャリアの通信料金の分かりにくさや、2年間の縛りとか、店頭で様々なオプションに加入させられるなどは、PCデポと大して変わらない。
どちらも情弱を狙った商法にしか見えません・・・
料金プランが明瞭な格安SIM(MVNO)
「MVNO」とは「Mobile Virtual Network Operator」の略で、日本語では「仮想移動体通信事業者」といいます。「IIJmio」「楽天モバイル」「mineo」「U-mobile」「NifMo」「UQ mobile」といった会社やブランドがMVNOです。
いわゆる、格安SIM(こちらが普通で、3大キャリアが割高SIMなんです)
MVNOの料金プランは非常に明瞭です。
通話も重量制で、データ通信の容量に応じた料金プランになっています。
LINE全盛のこの時代に、かけ放題をとか。
通話なんてほとんどしないでしょ?
ユーザーのことより、自社の利益が優先されるとこうなります。
iPhone7を購入しようと思っている方は、Apple StoreでSIMフリーを購入することをオススメします。
回線はMVNOと契約するのです。
2年間の総額を較べると、キャリアで契約するのがバカバカしくなります。
SIMは「IIJmio」か「楽天モバイル」
手続きは超カンタンです。
オススメはSIMは「IIJmio」か「楽天モバイル」
どちらもNTTドコモの通信網を借りているから、同じように繋がりやすいです。
都心部では差がないですが、山や離島ではドコモ回線は最強ですね。
デメリットは、
・キャリアメールが使えなくなる(@docomo.ne.jpとか)
だけです。
メールはGmailで十分ですよね。
今の電話番号もMMPの手続きをすれば格安SIMに持っていけます。
わたしは「IIJmio」のみおふぉんにして9ヶ月。まったく問題なく使えています。これで月額1600円(税抜)ですからね(笑)
iPadもSIMフリー版を使っているので、データ通信専用SIMで2枚目は月額400円(税抜)。
2台使っても2000円・・・ドコモ献金はアホらしかったです。