登山靴が加水分解してソールが剥がれそうなので新しいのを買ってみた。
ニューバランスのMO703Hの4Eモデルを愛用してました。
横幅が3Eなので、海外ブランドの登山靴は軒並みあわないんですよね・・・
ただ、ニューバランスは入門モデルで、底が柔らかいので、岩場とかだと不安定になりやすいです。
このモデルしか出してないのが残念。
左は平成元年生まれの足。
右が昭和のわたし(笑)
細長と短くと横幅広め。これが世代による足のちがいです(笑)
今年はガンガン登ろうかと思うので、もう少しソールがしっかりしていて、履き心地のいいのを探してみました。
好日山荘で教えてもらった最適な登山靴を最速で選ぶ方法
平日の好日山荘に行くと、靴コーナーは閑散としてました。
店員のおじさんに声をかけたところ、ちょっとした講習会のような様子に(笑)
まずは最適な登山靴を最速で選ぶ方法。
中厚手の靴下で試す。
1.ソールを抜いて、立った状態で抜いたソールの踵を合わせる。つま先が1cm程出るサイズを選ぶ
※メーカーによって同じサイズでも形状が違うので、ソールでサイズを合わせる2.左足でお目当てのメーカーを履いたら、右足はちがうメーカーを履く
3.店内にある坂道で、下りに立って、その場で足踏み。つま先がズレないかをチェック
4.履いたときの感覚でよい方を両足で履く
今までAを両足履いて、Bを履いてとやっていましたが、これだとちがうがわかりにくいんですよね。
この方法だとハッキリと違いがわかります。
デザイン的にはマムートのT-Aenergey GTXとか超カッコいいとか思ったんですが、履き比べるとこれはまったくないなという感想・・・つま先が細いんですよね。
シリオP.F.430の決め手
シリオがいい感じだったんですが、松竹梅とモデルがあったので、こちらも講習を受けました(笑)
どこのメーカーも同じような感じみたいですが、
梅は富士登山を目指したモデル。ソール交換は出来ない。
竹はソールが1回変えられる。
松はレザーで、ソールが2回変えられる。
だいたい50回が限度で、週1で登ったら、1年でダメになってしまう感じ。
1年に10回なら5年ぐらい。
竹なら10年、松なら15年みたいな。
梅以下はゴアテックス(防水)がなかったり、ミドルカットで足首サポートがなかったり、里山やハイキング用のモデル。
松より上は冬山用、アイゼン付けたりするヤツですね。
梅
P.F302
竹
P.F.430(3E+)
P.F.440(4E+)
P.F.430women(女性用)
松
P.F.630(3E+)
P.F.640(4E+)
P.F.530(女性用)
シリオの場合、連泊で縦走したり、10キロ以上の装備でなければ、430が一番3シーズン向け。
履き心地も、430は平地でも歩きやすいように足運びもサポートされているけど、630はフラットな感じで山の中のみに特化したような感じ。
特によかったのは、つま先部分の肉球の辺りにくぼみがあるので、下りで足が使いやすいです。
『山に登ってたら、そのうち雪山も行ってみたくなったりして、結局3足ぐらい持つようになりますけどね』
とのこと(笑)
買おうかなぁと思ったら、
『来週からポイント10%セールがはじまるので、その時の方がお買い得ですよ』との情報付き。
店員さんは普通に山好きの人たちばかりで、普通に好日山荘で買い物してるんですよね(笑)
というわけで数日後にお買い上げしました。
買うときも、最終チェックしていたら、なにこのわかっている人はみたいなことを別の店員さんに言われました(笑)
ちゃんと講習受けたので(笑)
もちろんゴアテックス
もちろんビブラムソール
わかりますかね、つま先がちょいあがって、肉球の所にくぼみが。
いい買い物しちゃったわ(゚д゚)
シリオのここがいいよ
上から3番目のフックはロックがかかるシステム。
つま先を締めて、引っかけたらロックがかかって、下部のヒモがゆるむことはないです。
脱ぐときはロック付きのフックを外したら、ゆるみます。
これによって脱ぎやすい!!
これは便利でした。
踵のホールドは甘めなので、スーパーフィートのグリーンを入れて試してみようかなと思っています。