テクニックの光と影・・・施術者向けの内容でがす( ‘ jjj ‘ )

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『なんかスゴイ療法やっていると聞いて、受けに来ました!!』

みたいな、エネルギー療法とか『普通の整体ではない』先生が、たまーに来院されます。

うちも都市伝説が広まっているのか?(笑)

うちは普通ですよ!(笑)

みなさん身体が壊れて困っていたり、食えずに困っていたり・・・

エネルギー療法、気功、クラニオを好んで勉強する人は、基礎的な手技や勉強をおろそかにする傾向があります。

なぜ、身体を触るのに、基礎をおろそかにするか?

なんか、スゴイ療法さえ学べば、食っていけるだろう・・・
魔法やスゴイ技に憧れる・・・
理論や知識は必要ないでしょ・・・

いろいろ理由はあると思います。
こういう人は、この業界に限ったことではなくて、他の業界でもいるみたいですね。

例えば、とにかく『うまい蕎麦』をマスターしたら、独立開業して食っていけるだろう・・・と。

ただ、純粋にそれだけをできれば問題ないんですけどね・・・

結果が出なかったり、なんでだろう?って思ってしまったら、疑問にフォーカスしてしまうので、いわゆる『ドツボ』にハマってしまうわけで・・・

やっぱり、帰るべき基礎があるかどうかは大切なわけです。

導入がしやすくて、変化が大きいテクニックもあります。変化が大きいということは、使い方次第では逆に大きく壊れるということでもあります。

そのためにも相手の状態の把握、術者の軸感、どんな刺激を与えるのか?

テクニックよりも、術者自体が、すごく大事です。

被爆・もらう・自己犠牲。覚悟も大事ですよね。

スゴイ先生は知識もそうだけど、身体もしっかりしている。

自分が気づくか、身体が壊れるか、精神が壊れるか、相手が壊れるか・・・

エネルギー療法、気功、クラニオを勉強する人は、基礎的な手技も勉強して欲しいと思う。

筋肉や骨格で、経験を積んで欲しい。
解剖・生理学をおろそかにしないで欲しい。
そっちの領域は、それだけ危ない。

エネルギー療法やスゴイ療法を求める人は、たかが『ほぐし』とバカにする人も多い。クライアントはすごいことなんて求めてない。

逆に、筋肉一つ緩ますことも出来ないようでは、そっちの領域は触らない方が、相手のためだったりする。

一部の人しかわからないようなテクニックでは、なかなか食べていけない時代というのもあります。

このテクニックは効かないから、なんか他のテクニックに・・・渡り鳥のようにテクニックを求めるのもいいんですけど、基礎を学びなおすのも大切かなぁと。

先は長い。まずは食べていけるようになって欲しいと願う。

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