1998年の母子健康手帳から「日光浴」のススメが削除されたのはご存じでしたか?
メタボリックシンドロームは有名ですが、ロコモティブシンドロームはあまり知られていない。
パッと読むための見出し
日光浴で骨が強くなる
ロコモティブシンドロームとは、主に加齢による運動器の障害のため、移動能力の低下をきたして、要介護となる危険の高い状態をさします。
=「あしこしが弱って」動けなくなるかもしれない症候群
ロコモティブシンドロームの三大要因
■脊柱管狭窄による脊髄、馬尾、神経根の障害
■変形性関節症、関節炎による下肢の関節障害
■骨粗鬆症、骨粗鬆症性骨折
今日の東京の空のように、晴れ間がある日は、1日10〜15分の日光浴をオススメします!!!
ある調査では、骨粗鬆症は女性に多いこともあり、大腿骨頚部骨折の発生率は男性対女性では1:3。なんと、女性が男性の約3倍!!
『転倒による、大腿骨頸部骨折(股関節骨折)で寝たきりになる人(女性)が多い』
骨を強くするには、カルシウムの吸収率を高め骨の生成を助けるビタミンDが必須。紫外線が皮膚に当たるとビタミンDができる。
高齢者では1日に20〜25μgのビタミンDが必要。
ビキニ姿の成人白人女性が夏に20分間日光浴するだけで、皮膚で約250μgのビタミンDが作られるというデータがあります。
皮膚で必要なビタミンDが生成され、セロトニンなどの脳内ホルモンも分泌され、元気になります!
風邪の予防にも日光浴
ビタミンDには「免疫機能を調節する」働きもあります。
体内に侵入したウイルスや細菌に対して、過剰な免疫反応を抑制、必要な免疫機能を促進。
日光浴が身体に悪いわけない
1日15分ぐらい、太陽の下で、散歩したら、ロコモティブシンドロームも怖くない!
太陽の光が有害であるはずがない!
生物は進化は、太陽光(紫外線)との戦いの歴史でもありました。
人は皮膚を手に入れた!!
植物も動物も、太陽の下で進化し、成長してきました。
ボクたちが口にしている食物のほとんどは太陽の光で育ったモノばかりです。
有害な元で育ったモノを口にしているんですか??
どんな学者がどんなことを言おうが、これは自然の理。
最近、100円ショップで買ったクワズイモが超元気。
方向を変えても、葉っぱが太陽の方角に向きます!
我が家の猫も太陽が大好き!
11歳ですが病気一つしたことがありません(^ω^)
日光浴をしたあとは、なんだか爽快で元気になれます。
これもセロトニンの効果でしょうか?
日焼けサロンもはまりましたが、すごく元気になりました。
腹の底から元気って感じで、すごく不思議な感覚。
Don’t Think. Feel!
自然の理は頭で考えるのではなく、身体で感じましょう〜
睡眠ホルモンであるメラトニンは、太陽の光を浴びて約14〜15時間後に分泌が開始されます。
そして、メラトニンは外が明るい間はほとんど分泌されず、夕方になり暗くなってくると分泌量が増えてきます。
夜、完全に太陽が沈むと、分泌量がさらに増えて、午前2時頃に分泌量がピークに達するという性質を持っています。
朝、目が覚める頃になるとメラトニンの分泌が止まり、太陽の光を浴びることにより、体内のメラトニンの量が一気に減少します。
メラトニンの量が減少することにより、脳が睡眠状態から覚醒状態へと切り替わるのです。
また、脳内物質のセロトニンは、心と体のバランスをコントロールする役割を持ちます。
このセロトニンは、太陽の光を直接浴びることによって分泌量が増えるのです。
セロトニンは、人に穏やかな感情を与える作用があり、セロトニンの不足はうつ病の原因のひとつであると考えられています。
神経伝達物質であるドーパミンやノルアドレナリンなどの働きをコントロールしたり抑制したりする作用をもち、精神を安定させるという働きを持ちます。
ですから、セロトニンが不足すると、感情や考えのコントロールが効きにくくなり、情緒・気分を不安定にしたり、うつ病の原因になると考えられているのです。