新コロ時代を生き延びるためにできるコト

2019 1024 46374 2

日本のコロナ対策の現状、今後の見通し、対策などを自分なりに調べたコトを書きます。

2月頭ぐらいから患者さんには情報提供をはじめていました。

僕なりに悲観と楽観の先が見えたところで、同業からの問い合わせが多くなってきました。
1人1人に返信は大変になってきたので、まとめて書いておくことにしました。

新型コロナを甘く見ていたのを反省してます

当初はただの風邪でしょ?
まだまだ毎年のインフルより死んでないし。
感染率もそんなに変わらない。
集団感染で自然免疫つけたらいいのでは?

と思っていました。

改めてインフルと新型コロナのちがいを知れば知るほど、その考えが甘いことがわかりました。

インフルエンザと新型コロナのちがい

新型コロナはワクチンや特効薬がなく、誰もが感染する可能性があること。

かつてのインフルは、ワクチンや特効薬がなく、人類にとってはとても脅威でした。
記録を見ても1回の流行で5万人、10万人、20万人という規模で亡くなっています。

人類史上最大の死者と感染者となったスペインかぜは、A型インフルエンザウイルスによる流行で、世界で2,000万から4,000万人が死亡したとされています。
現在の首都圏に住む人全員が死亡した計算です。

現代日本での、インフルは年間患者数は約1000万人。
2018年に亡くなった人は3325人。

高齢者や免疫力が弱っている人がインフルに感染すると、弱った身体で※細菌性の肺炎になったり、持病が悪化して亡くなるケースはあります。

それでも人工呼吸器が不足したり、医療崩壊が起こったことはありません。
昔からみれば、かなり制御しやすいウイルスとなったわけです。

一方、新型コロナは23日現在、患者数1万2000人。
亡くなった人は337人です。

まだまだインフルより少ないとはいえ、急激に※ウイルス肺炎で悪化するケースも多いです。

現状は救急の受け入れを止めたり、緊急ではない手術を延期したり、医療は逼迫しているのです。

※細菌性肺炎とウイルス肺炎は別物です。

新型コロナウイルスについての話題でほぼ占められている昨今、メディアには様々な情報が伝えられています。特に最近は、世間がよく知っている有名人の方が罹患したというニュースが次々と取り上げられるようになっており、その症状について皆さんの関心が寄せ...

シンプルに、苦しんでいる人を放っておけるのか?

新型コロナを発症した人の20%程度は重症化します。

息切れ、激しい咳、高熱、頭痛が続きます。

有効な薬はないため、患者さんは耐えるしかありません。
自分の免疫と体力勝負となります。

5%くらいは呼吸困難で、人工呼吸器が唯一の治療法となります。

ここが細菌性肺炎とウイルス肺炎の違いです。
人工呼吸器で肺を休めて、免疫が戦えるように時間稼ぎをするわけです。
人工呼吸器が万能ではなく、自分の免疫と体力勝負となります。

目の前で大切な人が苦しんでいるときに、

『インフルより死んでない』
『あなたが死んでも経済的にはたいした打撃ではない』

などと言えませんよね?

致死率が低いといっても、自分や大切な人が亡くなったら、致死率100% 1/1です。

日本がやっている封じ込め作戦も人命を優先に、たくさん死んでもいいから経済を優先するようなことはしてません(後述)。

それでもあなたは経済優先の国に住みたいですか?

ザックリと時系列で振り返ってみましょう

1月4日
米国によるイラン司令官殺害やオーストラリアの森林火災ニュースの中で、香港で謎の感染症が流行っているというニュースを目にしました。

香港は、1997年鳥インフルエンザ、2003年SARS、2009年豚インフルエンザと度々ウイルスが蔓延してたので、またかと軽くみてました。

1月9日
中国で最初の死亡例

1月16日
日本で初の感染者。
この頃も帰国の感染者でしたので、ノー天気にみていました。

1月19日武漢で新型コロナの患者が62人。
イギリスの科学者達は武漢では1700人以上最大で4500人の感染者がいると発表しました。

1月24日
東京都での初の感染者

この辺りから情報を集め始めました。

1月27日
新型コロナが指定感染症に指定。

2月3日
乗客の感染が発覚したダイヤモンドプリンセス号が横浜港に停泊。
その間にも全国に広がっていく。

2月13日
日本国内で新型コロナウイルスによる初の死者

2月19日
ダイヤモンドプリンセス船内3011人の検査が終了

2月27日
全国の学校に休校を要請

3月10日
政府は歴史的緊急事態に指定

3月21日
国内感染者数が1000人超え

3月24日
オリンピック延期発表

3月29日
タレントの志村けんさんが亡くなる

4月3日
国内感染者が3000人超え

4月7日
緊急事態宣言が発令。
同日、国内感染者が4000人超え

4月9日
国内感染者が5000人超え

4月11日
国内感染者が6000人超え

4月14日
国内感染者が8000人を超え

4月16日
全都道府県に対し緊急事態宣言が発令

4月18日
国内感染者が1万人超え

こうやってみると、刻々と状況が変わっているのがわかりますね。

北大の西浦教授(8割おじさん)は、2月の段階で3月の状況をピタリと予測していて、今思うとスゴいなと驚嘆するばかりです。

日本のコロナ対策の狙い

経済と人命。人命と経済。これは表裏一体です。

トルコは経済と人命の両立を図ろうとして、割とゆるやかな外出規制をした結果、9万人以上の感染者、2000人以上の死者が出ました。徐々に外出規制の日数を増やしています。

西浦教授は、なにも対策をしなかった場合は、85万人が重症化して、うち42万人が亡くなると試算しました。
この数字が出ているのに、政府が集団感染論に舵を切るとは思えません。

自粛を解除して、コロナによる一定数の死を許容しつつ、経済をまわすなど、国としては狂気の領域ですよね。

災害でも経済被害はでますが、まずは人命優先ですよね。

コロナもすでに全国に広まってしまいました。
批判はあっても、経済優先でダラダラと感染者が出て医療費がかかるより、短期で収束させた方がコストは安いのです。

そうなると本当の終息は、ワクチンか特効薬が出るまで続くと思った方がわかりやすいです。

ずっとこのような強力な自粛が続くという意味ではなく、感染者数の増加を抑制して、経済活動を再開させるということは可能ということです。

当初、日本のクラスター潰し作戦は、案外うまくいってました。
それが追えなくなって、増加し始めたので、政府に要望して、緊急事態宣言をして、患者数を減らそうとしてます。

指数関数的に増加していくということは、逆に数万人が1000人ぐらいに減るということ。

クラスター班が追跡できる程度に全体の患者数が落ち着いてくれば、経済再開はすると思います。

そのうち国立コロナセンターみたいなのができて、インフルや食中毒と同じように見つけ次第隔離していけば、管理できるのかなと。

その前に経済的に我慢できずに、リスクを抱えながら、行政からゴーがなくても、民間レベルで再開するかも知れません。それか杞憂かなと。現状なんの法的根拠もなく、これだけ自粛に協力的で、デモや暴動も起こっていません。

管理できるレベルまで落として、再開できるかどうかが、この5月にかかっているということです。

韓国、台湾、マカオあたりは、人−人感染の抑制でうまくいっています。

残念ながらSARS、MARSを経験してない日本は、韓国・台湾・シンガポール・香港などが持ってる検査インフラや隔離センターがありません。

クラスター潰しは日本独自の作戦といわれていますが【本土決戦を竹槍部隊で食い止める】という作戦なんです。
その竹槍でマシンガンを持ってる部隊と、互角に戦ってきた事実はとてもスゴいことなんです。

1000人検査できる武器がない中で、いかに50人ぐらいしか検査せずに互角に叩けるかを模索してきて成功したのがクラスター潰しです。

日本の新型コロナ対策担当者は極めて優秀で、僕は信用していいと思っています。

ある程度、患者数が落ち着けば、クラスター発生→追跡→検査→隔離、というモグラ叩きをすればいいだけになります。

食中毒の対応みたいな感じですね。みなさんは普通に暮らしつつ、一部のどこかにコロナがいる状況です。新規の患者数もゼロになって、限りなく撲滅に近づいていく。

第二波がおきたら

この作戦がうまくいって6月あたりにいったん落ち着いたとします。

スペイン風邪でも第二波がきつかった歴史があるので、秋以降の第二波を危惧しています。

今回のようにクラスター班が追跡できない状態、第二波がおきたら。

次は緊急事態宣言だけではなく、もっと強い強制力のある封じ込めを可能にするかもしれません。法整備をして、いわゆる都市封鎖するかも知れません。

今まで追えていたモノが追えなくなる事態としては、ウイルスの強毒化です。
あるいは人−人感染ではなく、インフルのように野生動物−人感染に進化すると、ワクチンも特効薬もないので手に負えません。
そうならないように祈るしかありません。

封じ込めの度合いが高いほど、コロナは減るが、経済には大ダメージがいきます。

6月までに落ち着かない場合も第二波と同じです。

政府が集団感染論に舵を切るとは思えないので、強い強制力のある封じ込めになります。

今後の予測、世界がコロナで分断される日はくるか

ここからは現状の対策からみた予測の話ですので、話半分に読んでください。

世界が分断されるというのは、今まではファンタジーの話でした。
少年ジャンプで連載の『約束のネバーランド』みたいに、鬼と人間が住む世界の話みたいことです。

それが現実味を帯びてきたかもという話。

アメリカ、ヨーロッパは手のつけようがない悲惨さです。
少し感染が落ち着いたぐらいで、経済活動を再開するようにデモが起きていたり。

このままいくと、経済か人命かの判断によって世界は分断されます。

1.人命優先・コロナの封じ込めに成功した国(グリーンゾーン)

2.経済優先・コロナの感染が止められない国(レッドゾーン)

グリーンとレッドに分かれた場合、しばらくはモノとお金は行き来すると思います。

人の制限はなかなか解除されないでしょう。

せっかく撲滅までコロナを追い込んだのに、また外から持ち込まれてしまう。

自国の人が戻る場合でも、症状のあるなしは関係なく、2週間の隔離です。

ちょっと旅行いこうなんて思っても、1ヶ月ぐらい休みを取らないと海外には行けません。
ましてやレッドゾーンの国から帰ってきたら、今度は日本で2週間の隔離です。GPSで追跡もされるかもしれません。

マカオは4月8日〜新規感染者はゼロが続いていて、封じ込めには成功したみたいです。
経済のほとんどをカジノに依存しています。

モノとお金だけでは衰退してしまう。
そこで島国同士の台湾、マカオが手を組むかも知れません。そこに香港やニュージーランドも参加したり。

必然的に、グリーン同士はそういった入国制限を緩める可能性はあります。

そうなれば、モノとお金だけではなく、人の交流が再開します。
観光だけではなく、教育、労働も人の交流が動きます。

その先は

インフレや日本政府の破綻も予想されますが、年内に起こる話ではないので控えます。

これに地震や台風が重なると加速するかも知れませんが、そうなったら個人ではどうしようもないので、日々を生き抜くしかないですね。

今は戦時中と思えばいいかなと。。。

治療院(経営者向けの話)の生き残りをどうするか問題

楽観的と悲観的のどちらも見通しを持っておかないと、乗り切るのは厳しいかなと考えます。

業界向けのアンケート調査でも、楽観的な店舗は多いです。

感染予防対策をしてないところが3%残っています

患者さんに対して『マスク着用必須にしている』はたった4%
濃厚接触の意味がわかってないのですね。

株式会社クロスリンクのプレスリリース(2020年4月16日 14時)。株式会社クロスリンク(本社:東京都中央区、代表取締役社長:矢野敦子)が運営する癒し・ヘルスケア業界に特 化した専門予約システム『ワンモアハンド』、求人サイト『キャリさぽ』は、リラクゼーションサロン・治療院業界に関す る様々な調査を行い、レポートにまと...

株価をみていても、楽観的な人は楽観的。
対策してない人はしてない。

人は一度決めた考えを変えられないモノです。

参考になるかわかりませんが、僕がやってきたことを書いていきます。

患者さんへの情報提供

3.11の教訓から真っ先にやりました。

感染症に対する知識にバラツキがあって、不安の極地にいる方もいます。

まずは自分が伝えられる範囲で情報提供。
そのためには自分が感染症に対して、調べて、知識を得ることです。

日本カイロプラクティック徒手医学会様がガイドラインを公開されました。
最低限これに沿った対策と告知はするべきです。

2020年4月29日更新 新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、一班社団法人日本カイロプラクティック徒手医学会として、会員の皆様が対応するための指針としてガイドラインを作成しました。会員の皆様におかれましては、経済的な影響を受けている方も多いと思われます。新型コロナウィルス(COVID-19)感染症に伴...

ちなみに当院の対策と告知です

院内の新型コロナ対策 こんにちは。院長の松田です。 季節性インフルエンザやノロウイルスなど、感染症対策は新型コロナ前からやっております。 改めてお知らせするとともに、気を抜かず徹底した対策をお約束します。 なお16年の営業期間で、院内感染、施術直後の風邪症状の報告はありません。

切れる経費はすべて切る

広告(ホットペッパーなど)、家賃(減額のお願い)、個人生活コストの見直し、医療保険の解約など

店舗を賃貸されている方へ大家さんへの家賃減額交渉ははじめていますか?3/31国交省から不動産関連団体には、相談があった場合は柔軟に対応するように通達もありました。すでに飲食や美容院の業界では、家賃交渉が広まっているみたいですね。…

松田 俊輔さんの投稿 2020年4月10日金曜日

融資

政策金融公庫が一番いいです。すでに取引がある人は手続きがカンタン。
借り入れが残っている場合は一本化して、2年は据え置きできるので、最低でも来年夏ぐらいまで据え置き。支払いが保留できるので、出血を少し止められます。

影響がでてない人も、返済猶予と利率が低くなるので、資金温存できます。

いくら借りるのか?
借りても返せるのか?

借りる額の基準は、年間売上げの半分が上限かなと。
それ以上を返すために仕事をするような状況になるかなと。一歩間違えば、平常時でも潰れます。

僕は商工会議所に入会済みなので、商工会議所経由の政策金融公庫、マル経融資をしています。

給付金

まずは持続化給付金。

法人は200万円、個人事業者は100万円が限度額

前年の総売上(事業収入)―(前年同月比▲50%月の売上げ×12ヶ月)

計算式の中の「前年同月比50%減の月」は、2020年1月から2020年12月の間で、売上が減少した月を事業主が自分で選びます。

仮に昨年の事業収入が380万円だったとしたら、4月の売上(昨年50万円、今年25万円)
「380万円-(25万円×12ヵ月)=80万円」となり、もらえるのは80万円です。

5月にはさらに月の売上が2万円ダウンして、23万円(やはり昨年同月の半減以下)になりました。昨年の5月の売上も50万円だった場合、
「380万円-(23万円×12ヵ月)=104万円」で、限度額の100万円まで給付

スタッフがいる法人は200万でも少ないですが、ひとり法人ならスゴく助かりますね。

最悪の場合

この機会に生活コストを洗い出してみてください。

僕は最低諸々15万あれば生きていけます。
これは将来年金がもらえない前提で、生活コストを下げることによって、あまり仕事をしなくても生きていけるよね作戦をしていたからです。

ちなみに上京した当時は8万円で暮らしてました。
美味しいものが食べたいときは、お金をもっている友人に『今日は奢って』といえば大丈夫です(笑)

治療院維持コストと生活コストをテンビンにかけると、圧倒的に生活コストが安いです。

最悪の場合、治療院はいったん閉めて出張に切り替えます。
最悪の最悪は出張整体も厳しいので、3年ぐらいバイトもいいかなと。

生きてさえいれば、再開は可能です。

まずは戦時中ぐらいに思ってサバイブしていかないとですね。

他業種のみなさんへ

コロナが常駐する世界。
コロナが過ぎ去った世界。

第二波や経済破壊の度合いにもよりますが、、、

どうやって生き残るのか。
どう変化できるか、適応できるかですよね。

やればできたのにやらなかったコトは進みそうです。

今は一時的にテレワークをやってる感じですが、これ効率的でよいじゃないとなると、働き方改革も進みそうですね。会社は広いオフィスを借りる必要はなくなって、交通費も浮きます。その分を給料に上乗せしてくれるのか? 電話代や通信料、スマホやパソコンの支給は? 問題は多そうですが、次第に解決しますよね。

某IT企業は、これをチャンスととらえて、飲食業界に参加しようという動きもあります。
例えば、デリバリー専門の会社を立ち上げて、ウーバーに頼らず、自社で集客から配送まで。有名店も窮地で誘致しやすいですしね。

教育関係もオンラインが劇的に進むかも知れません。
大学も通年入学になって、わざわざ家賃の高い東京にこなくても勉強ができる。
そうなると学生のバイト不足や購買も減ってしまいますよね。

義務教育もホームスクーリングを選択する世帯がでてきたり。
そうなったら、こころの育ちと体力低下が問題になるので、そこを狙った新サービスも出てきそうですよね。

まとめ

ここまで書いてきて、めまいがしました(笑)

はじまりがあれば、終わりもあります。
新型コロナも終わりがあるでしょう。

その前に自分が終わらないように。
僕はしばらく貝になって耐え抜きます。
淡々と仕事するだけですけどね。

もし仕事がなくなっても、それは自分の役目がそれまでだったということで。
生きていければ、なんでもする覚悟でいけば大丈夫かなと。

みなさん新世界で生き残っていたら、たこ焼きパーティーしましょう。

最後にお願いです

記事が役に立ったよという方は、僕が発売している足半草履を買っていただけるとうれしいです。

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